スター・トレック:ローワー・デッキ シーズン2 エピソード8「セリトスクルーの実力テスト」(Amazon Prime Video)

 あらすじ

セリトス号に訓練教官が訪れる。セリトスのクルーをテストするためである。テストは、士官と下士官で分けられ、互いに立場を逆にしてシミュレートホログラムでテストを開始した。下士官であるマリナーたちは、艦長などの立場で行動テストを行うが、大抵は失敗の連続で、意気消沈する。逆にフリーマン艦長たちは、下士官の立場で行動するが、こちらもうまくいかなかった。実は訓練教官は艦隊から不要と思われていて、セリトスのクルーなら自分の重要度がわかるだろうと、企んでいたのである。そして教官の予想通りに士官のテストは失敗だらけになった。しかし、ボイムラーだけはボーグの船から脱出するというテストで何度も成功を収め、その度にスコアを上げていった。テストが継続している限りは艦隊にテストの結果を提出できないことを知ったフリーマン艦長は、マリナーたちと協力して、セリトスをあえて危険な場所に連れて行き、危険状態からの脱出を図ることで、教官の意識を変えようとする。

感想

今回のエピソードは、士官のテストをメインにした物語だが、そのシミュレーションで様々な過去の「スター・トレック」の場面が再現されるので、ファンからすると面白い展開になっていると言える。教官がセリトスをテストしようと思ったのは、艦隊が教官を不要と考えているために、自分の優位性を出すために、ダメ士官の揃うセリトスにテストをして、そのダメっぷりを艦隊に報告することだった。しかし、それに気付いたクルーたちが、真の危険な場所にセリトスを移動させ、そこからの脱出を図るという行為を何回も繰り返すので、教官がびびってしまい、全員をテストを通過、という結果にしてしまうところが面白い。テストでは、ボイムラーが一人ボーグとの戦いで何度も勝利して、その達成度が100%になっても艦長命令で継続するという展開もユニークである。ボーグ・クイーンも登場するし。腹抱える楽しい話を進めていって、最後はきちっと締めるところはこの作品ならではだと思う。

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