映画「ギレルモ・デル・トロのピノッキオ」(Apple TV 4K/Netflix/DOLBY VISION)

レビューの詳細は、ギレルモ・デル・トロのピノッキオ(DOLBY VISION/Netflix)/Apple TVで観た映画のレビューを参照のこと。2022年の暮れになって、結構見たいと思わせる作品の配信が続いているNetflix。先週の「ナイブス・アウト:グラス・オニオン」に引き続き、今週は「ギレルモ・デル・トロのピノッキオ」を鑑賞している。

この作品は、有名な童話である「ピノキオ」を新たな解釈でストップモーション・アニメ化したものであり、設定そのものは同じようだが、ストーリーはおそらく異なっている。この「ギレルモ・デル・トロのピノッキオ」では、親子の愛と命の尊さをメインに訴えかけたいところがあるようで、ピノッキオが次第にゼペットと心を通わせる展開がグッとくるようになっている。

ストップモーション・アニメなので、ファンタジー映画になっており、あまり深刻な内容にはなっていないが、それでも作品を通してのテーマは一貫していて、見応えがある。ピノッキオが純真無垢な頃の持ち主なので、彼の存在感がものすごく強い映画である。

映像は4K/DOLBY VISIONでの収録である。この作品からAV機器の設定を変えて、Apple TV 4Kの映像出力をDOLBY VISIONで出し、SONYの有機ELテレビもDOLBY VISIONで受け付けるようにしたので、その映像の素晴らしさは見事に再現されている。色彩がカラフルであり、また、コントラストも適切であるために、映像への没入感は高い。

音響はDOLBY ATMOSでミックスされているが、今回から音をApple TV 4Kに直接接続した空間オーディオ再生可能なヘッドフォン、Beats Fit Proで音声を担当させてみた。Beats Fit ProではNetflixアプリの空間オーディオ再生に対応しており、DOLBY ATMOSを再生できるが、これまで使っていたEXOFIELD THEATERとは音場感はかなり異なるし、音質もかなり異なる。低音がかなり豊かであり、迫力を感じるのと、音の移動感はスムーズな感じを受けるが音場感は多少狭いようである。ただ、臨場感は抜群である。

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