レモンコーヒーを飲んでみる

今日の昼、用事があって久しぶりに博多に出かけた。用事の合間に休憩でチェーン店のコーヒーショップに入った。ホットコーヒーを頼んだのだが、その時にレジにあったクリームを取ったつもりだった。

しかし、席を確保し、クリームをよくよく見ると、レモンエキスだった。コーヒーにレモンエキスでは合わないよな、と思ったが、ふと、旅行作家の下川裕治さんの週末香港・マカオ旅の本で、香港の茶餐廳ではレモンコーヒーというメニューがある、と書いてあったのを思い出して、試しにレモンエキスを入れてコーヒーを飲んだらどんな味になるか、試してみようと思った。

下川裕治さんの本だと、頭が混乱する謎の味、という記述があったので、興味を持っていたのだが、実際にブラックコーヒーにレモンエキスを入れて飲んでみると、意外にうまい。コーヒー自体が美味しいのもあるのだが、レモンの酸味がアクセントになっていて、爽やかな味になっていた。

僕自身、間違えてクリームではなく、レモンエキスを取ってしまったためのレモンコーヒーなので期待していなかったのだが、思っていたよりいける味である。

レモンコーヒーは香港の他にもロシアやイタリアに存在しているらしいが、少なくとも下川裕治さんがいうような混乱する味ではない。香港のレモンコーヒーは、茶餐廳のコーヒーがおいしくないことから来ているのではないかと思っている。

珍しい体験をしたので、印象に残った。それで軽い記事を書いてみている。

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