App Clipを使用してスターバックスでモバイルオーダー

ネットニュースで5月に話題になったのが、スターバックスの一部店舗で、iPhoneのApp Clip機能を用いたモバイルオーダーの提供を始めた、ということだろう。5月の時には首都圏とか大都市圏だったので、僕の住む福岡市では提供されなかった。

しかし、7月に入り、全国に提供を拡大し、僕の住む福岡市でもApp Clipを用いたモバイルオーダーの提供が始まった。今日、午前中に買い物ついででスターバックスに立ち寄る機会があったので、App Clipによるモバイルオーダーというのを試してみた。

App ClipとはiOSに追加された機能のことで、特に専用アプリをインストールしなくても、店舗に一種のバーコードのような絵記号を提示し、iPhoneのカメラでそれを読み取ると、擬似的に専用アプリを起動したかのような動きを見せ、その擬似的な専用アプリの中でオーダーをして、決済はApple Payで行う、という仕組みである。

ショッピングモールの中にスターバックスはあり、店頭にApp Clipが掲げられていたので、そこで立ち止まってiPhoneのカメラでそれを読み取り、その後、飲みたいコーヒーをオーダーし、最後はApple Payで決済まで進んだ。レジに行かなくてもそのまま空いている座席に座って、オーダーをすればいいから、かなり楽である。

決済後は、オーダー時に注文したコーヒーのカップに書くイニシャルが呼ばれるまで待っていればいい。コーヒーができると、イニシャルで呼び出しがかかるので、コーヒー受け取り口まで出向いて行って、コーヒーを受け取れば完了である。

スターバックスはしばしば立ち寄ってコーヒーを飲むが、いつも決済方法で悩むところがある。飲むコーヒーの種類はだいたい決まっているのだが、決済手段で迷ってしまうことが多い。App Clipだと、Apple Payだけが決済手段なので、迷う隙もない。実際、レジで注文しなくても空いている席に座ってゆっくり注文できるのは、スターバックスの人気を考えると便利である。

今後は、スターバックスでコーヒーを飲む場合は、おそらくApp Clipでオーダーすることで定着すると思う。これは、iPhoneならではの機能なので、Androidではできない利点だと思う。

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