Apple Musicで「Sala from VOCALAND」の「SPLENDID LOVE」が流れて驚く

ここ最近、iPhoneでApple Musicの楽曲を聴く時は、基本、僕のステーションを再生するようにしている。単にあるアーティストのアルバムを聴きながら外出すると、アルバム再生が終わっても目的地に辿り着いていなかったり、逆に目的地に辿り着いてもアルバム再生中で中断、という流れになるので、アルバム単位で聴くのがちょっと面倒くさい、というのが理由である。僕のステーションの再生だと、Appleがレコメンドする楽曲が垂れ流しで聴けるので、まあBGM的にはいいか、と思っている。

Apple Musicで僕のステーションを聞いていると、いつもは決まったアーティストの決まった楽曲が再生されることが多いのだが、今日、スーパーに食料を買いに出かける時にApple Musicを再生したら、「Sala from VOCALAND」の「SPLENDID LOVE」が流れてきた。再生画面を見て、ミュージシャンの名前を見た時、「あれ、このユニット名、30年近く前に聞いていたような気がする」と既視感に襲われた。楽曲自体もどこかで聞いたことがあったような気がした。これまで、「Sala from VOCALAND」の楽曲がかかったことはなかったと思うので、なんか意外な選曲だったが、懐かしい気持ちになった。

気になったので、スーパーから買い物をして帰った後、MacBook Proで調べてみた。この楽曲自体は28年前のリリースだということと、実はミュージシャンの角松敏生がプロデュースしたボーカリスト発掘プロジェクトの一環であることを知った。それで、28年前にこの楽曲は聴いていたのだろうと思い至った。角松敏生の楽曲は当時流行っていたと思うし、僕も色々CDは買っていたと思うので、もしかしたらCDは実家にあるのかもしれない。少なくとも手元にはないのはわかっているのだが。

しかも、今年、この「VOCALAND」の企画物CDがリリースされていたという事実も知って、今更Apple Musicで流れた理由がなんとなくだがわかったような気がする。

しかし、20歳代の古い楽曲に今更触れて、そのご機嫌なグルーヴ感に浸れるというのは、意外性はあるし、楽しい。CDのコレクションも楽しいが、配信の意外な選曲も音楽を楽しむ豊かさを提供していると思う。どちらか一方に偏るのではなく、両方を充実されていければ、楽しいひと時が過ごせそうである。

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