11月に、「ChatGPTアプリをmacOSにインストールして、ブログの記事の校正をかけてみる」という記事を書いた。実はその記事以降、このブログの記事は、全て一旦僕が入力した後にChatGPTで文章の校正をかけてリリースしている。「僕」という主語を使い、「である調」で統一するという決め事はあるが、基本的には誤字脱字の修正と、文章の乱れを整える方向で修正しているので、元の文章から大きく逸脱した内容にはなっていないと思う。
そんな具合でChatGPTを利用するようになったが、今日のニュースで、「ChatGPT searchが無料ユーザーを含めて全ユーザーに開放された」という記事があった。今までChatGPTは無料ユーザーでは2023年までの情報をもとにAIが答えを導き出していたが、10月から有料ユーザー限定で「ChatGPT search」が使える状態になっていた。「ChatGPT search」では、最新のウェブ検索を答えの中に織り込むことができ、引用元も表示してくれる機能である。
早速、僕もテストしてみた。プロンプトの中に地球儀マークが現れているはずなので、それをクリックすると、「検索する」という表示が出て、従来の検索結果とChatGPTによるAI回答が混在する形になる。たまたま、以前このブログで共有した「戦争反対! 憲法9条を守れ」のYouTube動画で、コメント欄に批判的な意見があったので、「どうなのか?」と思い、ChatGPT searchでそのような意見について問いかけてみた。
その結果、バランスよく回答を導き出しているという印象だった。「戦争反対!」という見解から異論は出ず、それを遵守した上で憲法がどうあるべきか、という回答になっていて、自分自身で納得のいく内容であった。当然、ウェブ検索が入るので、X(旧Twitter)やWikipediaなどの見解もうまく織り込まれており、引用した文章には「X」や「Wikipedia」のマークが付くので、どこから引用しているのかが分かりやすい。
現在のインターネット検索はGoogleが圧倒的な強さを誇っている。僕もまだYahoo!のディレクトリ検索が主流だった時代からGoogleを使っていたこともあり、Google一択の状態であるが、それが良いのかと言われると、あまりに独占状態なので画一的になってしまう面は否めない。今日からChatGPT searchでウェブ検索も織り交ぜて答えが出てくるということは、新たなインターネットの使い方が出現したことになり、興味深い状態になってきたと思う。当然、今日のこの記事もChatGPTで校正しているわけだが、今後、AppleのApple Intelligenceや、仕事で使うであろうMicrosoftのCopilotを含め、新時代到来の予感がしてきた。ただ、AIに踊らされないよう、自身の信念は保ったまま、使っていけたら良いと思う。
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