今日、Apple TV 4KとマランツのAVアンプ「CINEMA 70s」、そしてパナソニックの液晶テレビ「TH-55LX950」を使って、イコライザー THE FINAL(4K UHD/iTunes Movies)|Apple TVで観た映画のレビューを観ていた。映画を見終わり、テレビのリモコンでApple TV 4Kを操作しようとしたところ、HDMI CECが全く制御効かなくなっていた。テレビリモコンのメニュー画面から「ビエラリンク」を確認すると、「機器が反応しません」という表示が出ており、嫌な予感が的中した。
実は、このHDMI CECの不調は今回が初めてではない。先日も同じような現象が発生し、その際はAV機器すべてのACコードをコンセントから抜き差ししているうちに、いつの間にか制御が回復したという経緯があった。しかし、正確な原因が分からず、今回もまた一筋縄ではいかない予感がした。
案の定、今日も制御を復活させるためにAV機器のACコードをすべて抜き、再び差し直したりと試行錯誤を繰り返したが、小一時間いじってもHDMI CECは復活せず、頭を抱える羽目になった。それどころか、AVアンプのラジオチューナーの音がテレビからしか聞こえないという奇妙な症状まで発生し、状況はますます悪化していった。
その後、ふと、AVアンプとテレビを繋いでいるHDMIケーブルを以前使っていたものに戻してみることを思い立った。押し入れにしまっておいたHDMIケーブルを引っ張り出し、現在使っているHDMIケーブルを外してから、以前のケーブルに交換してみた。すると、驚いたことにHDMI CECの制御が復活し、「ビエラリンク」を通じてAVアンプから音を出せるようになり、さらにテレビのリモコンでApple TV 4Kや4K UHD Blu-rayプレイヤーを問題なく操作できるようになった。
正直なところ、HDMI CECは非常に便利な機能だが、パナソニックのHDMI CEC(ビエラリンク)はBDレコーダー制御を中心とした拡張機能でもあり、時折不可解な動作を引き起こす。その上、解決方法が確立していないため、トラブルが起きるたびに振り回されるのが現状だ。今回はHDMIケーブルの交換で解決したが、同じ問題が再び起こらない保証はなく、少々厄介な問題を抱えていると感じざるを得ない。
今後もこのような問題に備えて、予備のHDMIケーブルを用意しつつ、何かしらの再発防止策を考えていかなければならないだろう。頭の痛い課題だが、便利さとのトレードオフと考えて、うまく付き合っていくしかない。
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