映画「ワンダーウーマン 1984」(Apple TV 4K/Netflix/HD)

 レビューの詳細は、ワンダーウーマン 1984(HD/Netflix)/Apple TVで観た映画のレビューを参照のこと。大ヒットを記録した「ワンダーウーマン」の正統な続編がこの「ワンダーウーマン 1984」であるが、新型コロナウイルスの感染拡大で映画館が閉館している最中の2020年12月に劇場公開され、予想通り稼げずに終わった作品である。この映画はアメリカではストリーミングサービスのHBO Maxでも配信されていて、そちらでの鑑賞も多かったようである。作品は女性監督の女性ヒロインが目立つ作品ではあるが、ヒロインが活躍するシーンが少なく、ちょっと期待外れの感がなくもない。クライマックスにワンダーウーマンは戦わずに、敵を説得することに終始しているのが、その大きな要因であると思う。ストーリー的に敵も悪事を働いているというより自分の野望を叶えたいという欲望に取り憑かれているので、それを解消するのは戦いではなく、心変わりであるところに本心があると言える。たまたま、今日掲示板を見ていたら「Netflixでワンダーウーマン 1984が配信されている」という書き込みを何回か見かけたので、見ていなかったこともあり鑑賞したのだが、物語が淡々としていて、興奮のるつぼに陥る感じではなかった。映像はHD画質であり、物語冒頭のシーンとラストシーンはIMAXの1.78:1のアスペクト比で収録されているが、残りは2.39:1のスコープサイズでの収録である。HD画質ではあるが、圧縮がきつくて結構画像が崩れるシーンが多かった。音響はDOLBY DIGITAL 5.1chのサラウンドでの収録で、これは迫力があった。サラウンド感は十分にあり、映像の効果を引き出すサラウンドしていた。

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