映画「ドラゴン危機一発」(輸入盤Blu-ray/CRITERION)

映画・テレビ

 レビューの詳細は、THE BIG BOSS(Blu-ray/CRITERION)/ドラゴン危機一発/輸入盤DVDで観た映画のレビューを参照のこと。DVDのボックスセットから見続けてきたこの「ドラゴン危機一発」も、ブルース・リー生誕80周年の2020年の夏にアメリカの高画質、高音質で定評のあるTHE CRITERION COLLECTIONから、「燃えよドラゴン」まで含めた全作品をボックスセットにした「BRUCE LEE HIS GREATEST HITS」の中に入っている、「ドラゴン危機一発」が最新の鑑賞になる。ストーリーは知ってはいるが、THE CRITERION COLLECTIONでの発売ということで、どれだけ高画質か、高音質かを楽しみに見ていたのであるが、Blu-rayというHD画質+LPCMの提供は、素晴らしい出来であると言わざるを得ない。この「ドラゴン危機一発」は、4Kでフィルムをスキャンして、2Kに落とす作業を行なっているのだが、最近の映画ではないか、と思わせる高画質になっていて、古びた感じがしない。音響もLPCMのモノラル音声であるが、変に5.1ch化していないので、太い音質が堪能できる。この「BRUCE LEE HIS GREATEST HITS」は「燃えよドラゴン」の映画会社が別のため今まで一挙に揃えられなかったが、このボックスセットではワーナーも協力して、ブルース・リー出演作の映画が全て揃うという特典がある。日本では4K UHD Blu-rayでのリリースがされたみたいだが、HD画質に不満なければ、THE CRITERION COLLECTIONの方が価値があるような気がする。日本の4K UHD Blu-rayのボックスセットは値段も高いし、「燃えよドラゴン」も入っていないからである。また、ブルース・リーの映画を見られたことに、楽しみが生じている。

コメント

タイトルとURLをコピーしました