昨日、17日にニュースになっていたのが、歌手の沢田研二が、さいたまスーパーアリーナで開催予定だったライブを、開演1時間前に突如「契約上の理由」で、中止にしてしまったことである。「契約上の理由」ってなんなんだ、とその時に思ったが、今日18日になって、詳細が明らかにされた。沢田研二自身が、「ライブの観客動員数が少ない」ことを理由にライブの中止を決意したというのである。どうも、さいたまスーパーアリーナで9000人の観客動員を主催者側は見込んでいたらしいが、実際に動員できたのは当日になっても7000人程度だったらしい。もちろん、普通にチケットを買った人に加えて、要はチケットバラマキで目論んだ動員も含めてである。沢田研二自身は、「観客が少ないなら、ライブはやらない」と常日頃言っていたらしく、今回もその持論を曲げることはなかったため、結果としてライブのドタキャンになったというのが真相である。まあ、沢田研二がどう持論を持とうが彼の勝手だが、良い迷惑を被ったのは、観客である。中には地方からわざわざチケットを買って埼玉まで来た人もいるはずである。そういう人たちに対して、どう保証する気なのか、ファンに対する誠実性がない。普通なら、観客が少なくても、チケット買ってきた人のためにライブを開催するのが筋である。その辺、なんか勘違いしているのではないかと思う。70歳の老人なので、もう何を言っても無駄のような気がするが。
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