AppleのHomePod、WWDCでの日本語版の発表はほぼ消える

今日、5月30日にiOS 11.4のリリースがあったが、それと同時にAppleのスマートスピーカー、HomePodの販売開始国のアナウンスもあった。これまで、アメリカ、イギリス、オーストラリアで販売をしてきたが、6月18日より、カナダ、フランス、ドイツで発売を開始するというアナウンスをしている。これまで、近日発売国としてフランスとドイツが挙げられてきたが、カナダも追加されている。カナダの母国語は英語とフランス語なので、フランスに投入することで、カナダでの対応がしやすくなったのでは、という見方がある。逆にこのタイミングで販売開始国のアナウンスをしてしまったことで、WWDCでの日本での販売開始のアナウンスが遠のいた、というかほぼなくなったと見てもいいのではないかと思われる。iOS 11.4ではHomePodのステレオ再生に対応など、HomePod関係のアップデートが入っているので、今回の発表はWWDCでの販売開始国拡大のアナウンスはないと見るのが妥当である。日本の発売が未定なので、当面日本でHomePodを楽しめる可能性は低いと言わざるを得ず、ちょっと寂しいものがある。いずれは発表されるとは思うので、それまで待ちたい。