スター・トレック:ディスカバリー 第3話「今すべきこと」

あらすじ

艦長への反逆罪で、罪に問われたバーナムは、護送船で流刑地に送られていた。しかし、船にトラブルが発生する。そこを救助したのは艦隊の最新艦、ディスカバリー号だった。クルーには、かつての仲間、サルーも副官として乗船していた。バーナムはそこで、艦長のロルカから、エンジニアリング部門の手伝いを命令される。バーナム自身は、刑に服したいのだったが、無理やり任務に就くことになる。エンジニアリング部門では、謎の研究をしていた。その一端に触れるバーナム。その頃、ディスカバリーの同型艦グレンが、動作を停止するという事故が起こる。エンジニアリング部門は、バーナムも連れて、グレンの調査に向かう。そこで彼らが見たものは、異形の人の死体だった。クリンゴンもグレンで行なっていた実験を知りたがり、グレンに乗り込んでいたが、死亡していた。そして、謎の怪物がバーナムらを襲う。バーナムらは、なんとか脱出に成功する。その後、ロルカ艦長から、ディスカバリーで行なっている実験の紹介をされ、クリンゴンとの戦争に勝つには、バーナムの力が必要だと説得され、ディスカバリーの乗員になる。しかし、ディスカバリーにはまだ様々な秘密があった。

感想

第3話にして、ようやく登場する宇宙船ディスカバリー号。しかし、その存在自体が、黒い謎に包まれていて、これまでの艦隊の船とは一味も二味も違う、という雰囲気を漂わせていて、大変興味深い。微生物を活用して長距離飛行を可能にする技術の研究に始まり、艦長ロルカの底の知れない存在、様々な癖のある士官たち、と全体的に謎の多いエピソードになっている。その謎が解けるようで解けないところに、緊迫感を感じるところで、単なる宇宙探査物にはならないのでは、という予感を感じさせる物になっている。バーナム自身も囚人としての立ち位置から、少しずつディスカバリーの中に入り込んでいく様子が描かれ、彼女がどうディスカバリーの謎に関わっていくのかが、焦点になってくる。

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