スター・トレック エンタープライズ 第45話「反逆の法廷」

あらすじ

アーチャーはクリンゴンの法廷に連れて行かれる。アーチャーがクリンゴン帝国の反逆者をかまい、反逆者を捉えようとしたクリンゴンのデュラスを撃退した罪で、である。しかし、アーチャー側から語る真相は違っていた。クリンゴンへの反逆者は、クリンゴン帝国から物資を略奪され、見捨てられられた異星人だった。その救援にあたっていたところを、デュラスが先制攻撃でエンタープライズに仕掛けてきたのだった。クリンゴンの弁護士、コロスは最初、特にアーチャーの弁護に当たらなかったが、アーチャーの説得により、最後はアーチャーを弁護し始める。しかし、帝国の判決は、流刑地ルラペンテでの採掘作業を、という極刑に近い判決が出てしまう。

感想

クリンゴンの法廷が絡む、緊張感のある一編。アーチャーの弁護を担当するコロスって、「宇宙大作戦」や「ディープ・スペース・ナイン」にも登場したコロスとなんか関係あるのかなと思いながら見ていたが、その辺はあまりはっきりしない。ただ、クリンゴン帝国の勝てば官軍のような裁判に、正当な弁護を諦めていたコロスが、アーチャーの人間性に触れ、次第にアーチャーを積極的に弁護していく様は、好感が持てる。ラストも、コロスの判断が心にしみる展開になっている。

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