今日の京都新聞のネット版の記事によると、京都市が観光客に提供している無料公衆Wi-Fiが、アクセスの簡略化や、暗号化していない信号のやり取り等で、サイバー犯罪に使われる危険性があると、京都府警から警告を受けているという。特に最近海外からの観光客が増えてきたことを受けて、各地方自治体は、公衆Wi-Fiを普及させようとしているが、そのセキュリティについては統一感がないのが実態のようである。実は僕の住む福岡市も福岡シティWi-Fiというのがあるが、これも京都市と同じくセキュリティは甘いようである。僕個人は最初使ってみようかと思ったが、地下鉄で移動すると、絶えずWi-Fiを掴んだり離したりが、鬱陶しくて、使うのを止めた経緯はある。結果的にはセキュリティ上安全が確保されているわけであるが、この辺のバランスを取るのは難しいと思う。セキュリティを取れば、利便性は犠牲になり、観光客は使わなくなるだろうし、逆に簡単接続を取れば、観光客には利便性は高まるが、販売に悪用される恐れも多くなる。その辺の見極めは、どこかで統一基準を出さなければならないと思う。
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