あらすじ
ロミュランの機雷によってダメージを受けたエンタープライズは、地球に帰る手段もなくしていた。そんな時、救難信号を発したエンタープライズは、ある異星人から、修理を行える基地の座標を教えられる。その座標にたどり着いたエンタープライズは、無人のドックを発見する。その無人のドックからスキャンされたエンタープライズは、船が修理できることが判明する。ドックが自動で修理を開始し、その見返りにエネルギーを提供するという契約をアーチャーは結ぶが、人が一人もおらず、全てコンピューターの対応に不信感を抱く。船は順調に修理されるが、修理区画に立ち入ったメイウェザーが基地に拉致される。そのためにアーチャーたちは、基地のコア部分に潜入する。
感想
前話の「許されざる越境」から続くストーリーで、大きく破損したエンタープライズが無人の全自動基地により修理されるが、そのために代償を払いそうになるという話である。コンピューターによる自動対応の恐怖がこの話のコアだと思うが、そのコンピューターの処理として異星人の脳を使っていたという展開には、危険なものを感じる。メイウェザーもその一人にされかけるというストーリーから、話はより面白くなるが、コンピューターの反乱には、やはり進みすぎたテクノロジーへの警鐘があると思う。ラストのシーンは、まだその恐怖が終わっていない予感を感じさせる。
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