「ソロ男」が新たなマーケティングの対象に

広告代理店の博報堂が、また新たなマーケティングの指標を示し出した。今度は今まで日の当たってこなかった、20代〜50代の独身男性を対象にしたもので、「ソロ男(ソロダンと読む)」と命名されている。しかし、この世代の男子は既に「独身貴族」の一言で片付けられてこなかったか、と思う。今まで広告代理店は女性ばかりをターゲットにしてきたが、そろそろそれもうまくいかなくなってきたので、日の当たってこなかった「独身貴族」を今度はターゲットにした感じがする。この世代の特徴と言えば、関心ある分野には金は惜しまないが、関心のない分野には全然投資しないとか、がんがん働いて賃金を得るよりは休みを多くして趣味の時間に割当てたい、といった特徴がある。僕なんかもそれに見事にはまっているのだが、じゃ広告代理店の戦略に乗るかと言うと、多分乗らないと思う。まあこういう特徴のある人物の性格は結構あまのじゃくで、代理店では読み切れないだろうと思うからである。博報堂がどう出るか、見物である。

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