中国当局のネット規制が困難になる

ワシントン・ポストの記事によると、中国当局によるインターネットの規制が困難になりつつあると報じている。原因は簡単なことで、Googleの検索結果がSSL対応になり、暗号化された検索結果を規制かけることが困難であるという理由である。実はこれ、中国だけでなく、Web管理者にとっても頭の痛い問題である。色々なWebサイト分析ツールが世の中にあるのだが、どのキーワードで自分のサイトやブログに訪問するのか、それが分からないのである。例えばGoogleが提供しているGoogle Analyticsですら、Not Providedと表示され、自社の検索結果を表示しないという自爆状態で、僕個人もオーナーとしてはデータが見られずに困っているのだが、これがどんどん一般化されそうな感じなので、そのうち分析ツールで検索キーワードは使えない状態になるのではないかと、個人的には感じてしまう。一方では個人の自由が奪われている国に恩恵をもたらすが、一方でオーナーに不便を強いるという矛盾した状態になっていくのだろうなと思っている。

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