2013年12月28日にBS JAPANで放映されたのがこの番組「佐野元春のBack to the Roots」。佐野元春と言えば音楽的知識が強い印象があるが、その知識はもっぱら50-60年代の欧米の音楽だったように思う。もちろんその時代以降の音楽にも詳しいのだが、やっぱり影響を受けているのは欧米の音楽で、今回の番組のようにビートのルーツを求めて、まさかアフリカのセネガルにまでたどり着いてしまうとは思いもしなかった。そういう意味では、新たな佐野元春の音楽の展望が開けてくるのではないかと思う。アフリカのビートに合わせて朗読される詩が、意外にマッチしていて、音楽は国境を越えるといった感はある。なかなか見応えのある番組で、さすがBS局の製作番組と思った。でもこの企画、BS JAPAN側からの物なのか、佐野側からの物なのか、興味ある。
コメント