先週の金曜から全国ロードショーされた映画「シン・ウルトラマン」だが、大ヒットを記録しているようである。金曜から日曜までの3日間で興行収入が9.9億円を突破し、「シン・ゴジラ」との比較で見ても売り上げは上回っているとのことである。でも、僕はこの映画を見る気がしない。基本邦画は見ない、というのがベースにあるのもそうだが、ウルトラマン世代でもないし、監督が樋口真嗣というのも敬遠してしまう要因の一つである。企画制作には「シン・エヴァンゲリオン」の庵野秀明が絡んでいるとはいうものの、演出に樋口真嗣が絡むと出来の悪い作品になるというのを、見る気のない映画を何作品か半ば強制的に見せられ、実体験として学んだこともある。あとは、IMAXカメラで撮影していないのにもかかわらず、IMAXシアターで上映とか、ちょっと不思議な状況が発生しているのも、敬遠してしまうところである。IMAXはDMRをかければ通常フィルムも上映できるのは知ってはいるが、邦画でそれやっても効果ないだろうと思ってしまう。「シン・ゴジラ」は珍しく映画館で見て、そこそこ楽しんだが、「シン・ウルトラマン」は楽しめなさそうで、個人的にはパスかなと思う。
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