石垣市街の店でおでんを食べる

今日からゴールデンウィークなので、3泊4日で石垣島と与那国島に旅行に来ている。飛行機の離発着の関係で与那国島へは明日渡るのだが、今日は石垣島市街を少し散策し、夕食も石垣市街で夕食をとった。

で、夕食は何にしようと思っていて、旅行に行く数日前にネットで調べていて見つけたのが、「メンガテー」というおでん屋なのである。メニューはおでんと八重山そばの2つしかない。もちろん、オリオンビールや泡盛は飲めるが、食べ物はおでんと八重山そばだけなのである。

日本の感覚で言うと、おでんは冬の食べ物であり、練り物と大根中心の食べ物というイメージが強いが、ここ沖縄ではおでんは一年中食べられるし、メインの具材はテビチ、つまり豚足なのである。日本本土と違って魚系の練り物はない。

で、せっかく沖縄の石垣島でディープな食事をしようと思ったので、「メンガテー」でおでんとオリオンビールを頼み、足りなければ八重山そばを食べようかなと思って、17:30に店に行ってみた。店は感じスナック風の店であり、場所も分かりづらい。17:00から営業だったせいか、僕が行った時には客はいなかった。

それで、おでんとオリオンビールを頼み、食してみた。おでんは、テビチに煮卵、ソーセージ、厚揚げ、大根、こんにゃく、葉物野菜と言った具材で構成されている。テビチはとろとろに煮込まれていて、とても美味い。豚肉の脂が結構浮いているのだが、しつこくないのであっという間に食べてしまう。

もちろん大人なら、オリオンビールも欠かせないところである。一足早く夏の気候になっている石垣島では、オリオンビールの旨さは格別である。おでんだけでもお腹一杯になってしまったので、八重山そばは頼まなかったが、腹が足りないなと思った向きには八重山そばを追加するのも乙だろう。

あまり観光ガイドに出てくるような店ではないかもしれないが、ディープな沖縄料理を堪能するには、チェックしてもいいのではないかと思う。