この5月8日から、新型コロナウイルスは5類に移行した。すでに3月からは「マスクの着用は個人の判断に委ねる」という方針が国から出ていたが、僕は3月4月とスギ・ヒノキ花粉の対策としてマスクは着用していた。僕自身がスギ・ヒノキ花粉の中程度のアレルギーを示していたので、花粉を避けるためにはマスクは必須だった。
ただ、ゴールデンウィーク中に石垣島・与那国島に旅行に行っていた時には、あまりマスクは着用しなかった。石垣島の美崎町という繁華街ではマスクを着用している人が少なかった。そもそも石垣島は蒸し暑くて、マスクなんか着用していられないぐらいに息苦しかったというのもある。また、与那国島は観光客なんかほとんどいなくて、他人との接触機会が限りなく少なかった。そういった理由もあって、旅行時にはマスクの着用率はかなり少なくなっていた。マスクをしていたのは飛行機搭乗時と、最終日の川平湾でグラスボートに乗りに行った時ぐらいか。
ゴールデンウィークの後半実家に戻った時にはマスクはしていた。実家ではマスクは着用はしなかったが、飛行機搭乗時と電車乗車時には一応マスクはしていた。それでも、一部マスク着用をしていない人もパラパラいて、「マスクしなくてもいいのかもな」という気にはなっていた。
今日、仕事が終わり、食料を買いにスーパーに行く時、マスクの着用はしなかった。しなかったというより、着替えて家を出て玄関の鍵をかけた時、マスクを持って出るのを忘れていて、その時にまた玄関の鍵を開けてマスクを取って出かけ直すという行為が面倒になったのである。マスクの着用自体が個人の判断に委ねられている以上、マスクをしない自由もあるはずだと思い、あえてマスクをしないでスーパーに行ってみた。もっともスーパーでマスクを着用していた時でも、行き帰りの移動時にはマスクは着用していなかったので、スーパー店内でのマスク着用を今回しなかった、というだけである。
まだ、多くの人はマスクをしているし、店員もマスクはしているのであるが、ぼちぼちとマスクをしない人もいて、その辺は興味深い。新型コロナウイルスに対する警戒感が薄れているのもあるが、やはり気温、湿度が上がってきて、マスクをして外出するのは息苦しくて暑くて敵わない、というのが一番マスクをしない要因かなと思う。
今後、社会がどう変わっていくのかはわからないが、日本人の同調圧力からすると、まだまだマスクを外す人は少ないだろうなと思う。僕も、状況に応じてはマスク着用はせざるを得ないと思う。例えば病院通院時にはマスクは病院内では着用するだろうし、会社出社時などの地下鉄乗車時や飛行機搭乗時にもマスクは着用するとは思う。でも、戸外を歩いている時にはマスクはつけたくない。戸外では新型コロナウイルス感染の確率は少ないと思っている。空気感染ではないから。これから徐々にマスクを意識的に外すように気をつけていかないと、マスク着用は通常状態になってしまい、あまりよろしくないと思う。その辺を改善していきたいなとは思う。まあ、TPOに応じて切り替えれればいいかとは思っている。
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