レビューの詳細は、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(4K UHD/IMAX ENHANCED/Disney+)|Apple TVで観た映画のレビューを参照のこと。この映画は2023年のゴールデンウィークにIMAXシアターで劇場鑑賞をして、高い評価を下した作品ではあるが、この8月頭にDisney+で見放題配信が開始されているので、気になっていたところではある。
ただ、ほぼ同時期に輸入盤4K UHD Blu-rayもリリースされ、こちらのバージョンにも日本語字幕が入っているというのと、4K UHD Blu-rayの方は1.85:1&2.39:1の混在タイプで収録されているとのことで、4K UHD Blu-rayで視聴するか、Disney+で1.90:1&2.39:1のバージョンで視聴するか、少し迷った。
画角で言えばDisney+の方がIMAX ENHANCEDを正式に謳っているので、IMAXシアターで映画を見た身としては、ホームシアターででも IMAX画角で見たいなと思い、Disney+での視聴に決定し、今日視聴した次第である。
作品内容は、アクションコメディではあるものの、ロケットが主役になっていて、彼の過去と現在が交差する内容で結構しんみりする展開になっていて、シリーズ完結編としては良い出来ではないかなと思っている。
Disney+での視聴をしたのでIMAX ENHANCEDで配信されているのだが、エンドクレジットとラストのおまけ映像だけ2.39:1のシネマスコープサイズで、その他のシーンは全編IMAXの1.90:1のシーンなので、映像から受ける迫力は桁違いである。4K/DOLBY VISIONでの配信であり、映画のマスターデータそのものが4Kなのでネイティヴ4Kでの提供になり、精彩感のある映像が見られるし、DOLBY VISIONによるHDR効果も高い。
音声はDOLBY ATMOSでミックスされていて、頭上を含めたオブジェクトの配置がリアルで、映像に没入する感覚を堪能することができる。ただ、Disney+の配信での音圧が低いので、ボリュームをある程度上げても迫力という点ではいまひとつな点もある。これはおそらく4K UHD Blu-rayでも改善はされていないとは想像できるので、やむを得ないのかもしれない。
映画そのものが長いので、多少視聴に躊躇していたこの作品ではあるが、シリーズ完結編としてよくできているので前作、前前作を見ている人だったら見るべき作品である。
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