やちむんの奈須重樹さんからレコードを購入し、サプライズプレゼントを頂く

以前、オーディオテクニカのサウンドバーガーというアナログレコードプレイヤーを購入し、自宅でアナログレコードが聞けるようになった、という話を書いている。その後、レコードクリーナーも手元に届き、アナログレコードをきちんと聞ける状態になった。

そんな中、1つ手に入れたいアナログレコードがあった。最近ハマっているやちむん・奈須重樹さんの今の所の最新アルバム「まるでソングブックのように」というアナログレコードである。2022年に福岡で奈須重樹さんを描いたドキュメンタリー音楽映画「一生売れない心の準備はできてるか」を見た時に、物販品として売っていたのは知っていた。その時にはまだやちむん初心者であったのと、アナログレコードコレクターでもなかったので、映画のサウンドトラック海賊版CD-Rだけ購入していた。

それから1年が経過し、中古CDでやちむんのアルバムを徐々に買い漁り、やちむんワールドにハマっていった。たまたま9月、FM沖縄に奈須重樹さんがEPOさんの番組に出演した時に、「まるでソングブックのように」のアナログレコードは20枚ぐらい在庫がある、売り切れたらそのまま、という話をしていたので、「まだ手に入るんだ」とは思っていた。

サウンドバーガーを自分のAV機器に組み込んでアナログレコードを聴ける状態になった時、「まるでソングブックのように」が手に入るか、直接奈須重樹さんにeメールで問い合わせた。やちむんの公式webサイトに奈須重樹さんのeメールが書かれていて、2022年にアルバム「刺激茄子の世界」の在庫があるかを問い合わせた過去があったので、今回も直接聞いてみた。

奈須さんから返信をいただき、「まるでソングブックのように」は在庫がありますので、発送方法を指定いただければ、発送します、と連絡があった。それで発送方法についてやり取りをした結果、ゆうパックで発送してもらった。

連絡をしてから発送までは少々時間がかかったが、奈須さんから連絡が来るまで待っていた。結局木曜日に沖縄那覇から発送し、土曜日の昼に福岡の僕の手元に届いた。

梱包箱を開けて驚いたのが、アナログレコード「まるでソングブックのように」の他にアルバム「床屋の孫」の歌詞カードや販促物などが色々封入されていたのである。「床屋の孫」のアルバムを中古で買った時に、歌詞カードがなかったり、ジャケットが破れていた、ということをこのブログで書いたので、それで配慮いただいたのだろうと思い、感激した。

「床屋の孫」は素晴らしいアルバムで、歌詞にも注目していたのであるが、CDで耳から聞き取る限りではわからないところもいくつかあった。歌詞カードで歌詞を目で追うことで、内容が深く理解でき、納得するところである。アルバムのこの曲とあの曲がここの部分で繋がっている、という説明は歌詞カードがなければわからなかったと思う。

肝心のアナログレコード「まるでソングブックのように」も、アコースティックな物静かなアルバムで、予想以上の出来だった。新曲が一曲「わじ(涸れ川)」が入っているが、これは奈須さんが自分を励ます歌なのだろうなと思った。タイトルとは裏腹に明るい雰囲気の楽曲だった。若くてこの世を去った尾崎豊さんの名も出てくるし。

解説には奈須さんがアコースティックギター一本で歌うアルバムを作りたかったが、仲間が手伝ってくれて、コーラスや他の楽器でサポートしてくれた、という趣旨が書かれていて、納得である。タイトルだけでインパクトのある「一生売れない心の準備はできてるか」ですら、落ち着いた楽曲になっているのだから、想定外である。

アルバムの裏ジャケットには色々な店の広告が入っているのも興味深い。アナログレコードを作るのに費用がかかっているのだろうな、と思わせるところである。

これで、やちむんのアルバムはリリースされたうちの半分以上は収集できた。今回、直接奈須さんに問い合わせて、レコードや販促物等を送っていただき、とても嬉しい気分である。アナログレコードは大切に保管しながらしばしば聞いていきたい。そして、歌詞カードやブックレットまで送っていただいた「床屋の孫」はじっくり聞きたいと思う。

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