会社出社でマスク着用は苦しい

普段は在宅勤務なので、マスクをつける機会は極端に減っていた。実際、繁華街に出かける機会も少ないし、普段は近所のスーパーに買い物に行ったりするぐらいで、新型コロナに感染するリスクが少なかったからである。

ただ、今日、1ヶ月ぶりに会社に出社したのだが、今日はマスクを着用して行った。ニュースでも新型コロナの亜種が感染拡大を始めていて、患者数が増大しているという話を聞いていたのと、自分の会社の所属部署のメンバーが次々に新型コロナに感染して会社を休み、仕事が回らなくなってしまった経緯を知っているから、効果の程は別にして、感染リスクを少しでも下げる意味で、マスクを着用しておくのが妥当かと思っていた。

新型コロナに感染しないよう気をつけているのは、単に8月に神奈川に引越しするのにあたり、引っ越しが完了するまで新型コロナに感染して寝込むことがあってはまずい、という意識があるからである。引っ越しに伴う手続きのいくつかはまだ未完了であり、役所や郵便局に行ったり、燃えないごみの処分で販売店に持って行ったりするのに、新型コロナに感染していたら、その手続きすらできなくなる恐れを警戒したのである。

神奈川に引っ越しして、住民票の転入届を出したり、精神科医を転院して初診を受けたりしたら、新型コロナに感染してもまだ問題は少ないかとは思うが、それまでは感染による行動自粛を避けざるを得ず、新型コロナ感染リスクが上がる会社出社には気をつけていたつもりである。

それで、朝、家を出た時からずっとマスクをつけたままだったのだが、これが予想以上に息苦しい辛いものだった。屋外のムシッとした気候はマスク着用が厳しいのは当然だが、冷房が効いている会社の事務所でもマスクを着用していると、息苦しくて予想外にきつかったのには、驚いた。

とは言え、新型コロナに感染して、一応回復しているものの後遺症が出ていかねない職場の人と打ち合わせとか食事をするとなると、リスクを警戒する羽目になり、マスクを外すのは限られた時間だけだった。食事の時と、自分の席で飲み物を飲む時だけ。

その瞬間、マスクを外すといかに息が詰まっていたかが、改めて実感できた。半分呼吸困難に陥っていたのではないかとすら思える開放感である。

今日は、環境監査が会社で行われ、その監査に出席せざるを得なかったので、会社に出社したのだが、そちらの監査も無事終わって、とりあえずほっとしている。監査官が咳き込んでいたのは気になるが、監査官もマスクは着用していたので、飛沫感染のリスクは少ないとは思っている。

今日の会社出社で、とりあえず福岡事務所の出社は終了の予定である。次は、引っ越し後、夏休みが明けてから東京の事務所に出社する予定になっている。今日の懸念していた環境監査もなんとか終わったので、少し安心して、引っ越しに向けて動くことができる。あとは、体の調子をモニタリングして、新型コロナに感染していないことを祈るばかりである。

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