Amazonのブラックフライデーで、AppleのAirPods Pro 2(USB Type-C版)を購入した話はすでに書いた。新しいAirPods Pro 2(USB Type-C版)を手に入れたことで、もともと2年間使っていたAirPods Pro 2(Lightning版)は不要になった。そこで、いつものようにラクウルで売却することにした。
売却前に、AirPods Pro 2(Lightning版)を綿棒で清掃し、iPhoneの「設定」アプリ内「Bluetooth」から登録を解除した。この時点で「探す」アプリからもデバイスが消えたことを確認したため、問題はないと思っていた。
ラクウルに売却を申し込み、ヤマト運輸の配達員による回収を待った。少し手間取ったが、無事にラクウルに到着し、あとは査定結果を待つだけだった。
ところが昨晩、ラクウルから「売却の査定が完了した」というメールを受け取り、アプリで査定結果を確認すると驚くべき事実が発覚した。査定額が「0円」だったのだ。その理由は、AirPods Pro 2(Lightning版)がまだ僕のAppleアカウントに紐付けされており、アクティベーションロック状態になっているため、買い取りできないということだった。メールには、Appleのサイトを参考にアクティベーションロックを解除してから再査定を依頼するよう案内があった。
焦った僕は、Appleの公式サイトを確認し、「探す」アプリでデバイスの状況を確認したが、AirPods Pro 2(Lightning版)はどの端末にも表示されていなかった。そのため、アクティベーションロック解除の手続きが行えなかったのだ。
困り果てた僕は、昨晩20時過ぎにAppleサポートに電話し、事情を説明してロック解除の方法を尋ねた。サポート担当者が僕のiPhoneをリモートで確認した結果、「おそらくアクティベーションロックは解除されていると思われます。売却先にデバイスのリセットを依頼するのが良いでしょう」との助言を受けた。
その後、「ラクウル」アプリの問い合わせフォームから状況を詳細に伝え、再査定を依頼した。最悪の場合、AirPods Pro 2(Lightning版)を手元に戻して再ペアリングし、再度アカウントから削除することも覚悟していた。
そして先ほど、ラクウルから再査定結果の通知メールが届いた。アプリで確認したところ、再査定額は16,000円になっていた。つまり、Appleアカウントによるアクティベーションロックは解除されたということだろう。AirPods Pro 2(Lightning版)は2年間酷使した結果、汚れや傷、バッテリーの消耗が見られる状態だったため、この査定額には納得し、その価格で売却を成立させた。こうして年内にトラブルを解決できたことに安堵している。
今回の一件で、Apple製品を売却する際には「探す」アプリからデバイスを確実に削除することがいかに重要かを痛感した。年明けにはBeats Fit Proの売却を予定しているが、こちらは事前に「探す」アプリから削除を済ませてある。これで同じトラブルを回避できるはずだ。
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