今日、ニュースで話題になっていたので知ったのだが、横浜駅西口にある109シネマズ ムービル、昔の名前だと相鉄ムービルが2026年9月30日をもって閉館になる、ということだった。
特に驚いたわけではない。前から閉館してムービルのある辺りを再開発するという話を聞いていたから、「ついに正式に閉館が決まったのか」という感慨しか持たない。
僕自身、109シネマズのムービルになってからは行ったことがないし、相鉄ムービルの時もそんなに行ってはいなかったと思う。今の場所に移動する前の相鉄ムービルでは、「スター・ウォーズ」を父や弟と見た記憶はある。
今の場所の相鉄ムービルにあまり行かなかったのは、一つは当時売れていた情報誌ぴあの読者プレゼントで川崎のチネチッタの招待券をよくもらっていて、チネチッタで映画を見る機会が多かったので、地腹を切って相鉄ムービルに行く気にならなかった、というのがある。
もう一つはその頃から趣味にしていたホームシアターと相鉄ムービルの音響デザインを比較したときに、安いAVアンプと適当に設置したDolby Surroundのスピーカー構成によるホームシアターの方が相鉄ムービルの業務用サラウンド構成より遥かに面白かったから、相鉄ムービルの音響に失望していたのもある。特に「バットマン リターンズ」は相鉄ムービルで見たときにはサラウンドが全くなく、面白くなかったのだが、後で輸入盤VHSテープを買って自宅で見たらすごいサラウンドで驚いた記憶が残っている。
相鉄ムービルの頃は、若い女性客を集めるため、内装を明るい壁にしていた。それが映像の質にも悪い方向に影響していたはずである。相鉄ムービルに限らず、フィルム上映館は上映用ポジフィルムの質が悪いので、画質にがっかりしていた。
今だと、IMAXだとか、Dolby Cinemaなどの映像と音響にこだわったシアターがあるので、追加料金を払ってもそこに見に行けば満足はできるのだが、映像と音響効果がいいとは思えなかったムービルで映画を見る気にはなれないなとは思っている。
歴史ある映画館がまた一つ消えるという意味では残念ではあるのだが、僕のように映像の質や音響にこだわる映画ファンとしては、仕方ないよね、という部分に落ち着くことになると思う。再開発後にクオリティの高い映画館がまたできるのならば、それもありだとは思うが、横浜駅西口直結でT・ジョイ横浜が開業しているので、それも難しいかなとは思う。

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