映画「BLADE RUNNER」をTHE CRITERION COLLECTION LDで見た雑記

前に、「THE CRITERION COLLECTION LD『BLADE RUNNER』CAV盤がようやく届く レーザー腐食はない模様」という記事で、eBayで注文したTHE CRITERION COLLECTION LDの『BLADE RUNNER』が届いて、とりあえず2枚組LDの最初と最後だけ再生チェックしたところ、レーザー腐食はない模様、というところまでは確認していた。

今日の午前中、時間が空いたので、THE CRITERION COLLECTION LDの「BLADE RUNNER」の映画本編は通しで鑑賞した。特典映像はまだ見ていない。レビューは、「『ブレードランナー』LaserDisc(輸入盤)レビュー|1982年劇場公開版をCriterion盤LDで再発見。低解像度が生むフィルムの質感【SD / SDR / PCM】」に書いたので、そこから漏れたものを少し書きたい。

このディスクで一番気になったのはレーザー腐食である。そもそも1987年リリースなので、今年で製造から39年を経過しているディスクとなり、経年劣化が気になるところではある。ジャケットもかなり傷んでいる。しかし、それ以上に1987年リリース時のディスク製造工場である3Mが、当時かなり製造不良のディスクをリリースしていて、この「BLADE RUNNER」もレーザー腐食を発生させるディスクが多かったという話がネットで書かれている。僕が前に所有していたディスクはPioneer USA製造のものであったので、Pioneer USA製造のディスクがeBayで出品されていないか確認はしたのだが、どうも3M製のものしか出品されていないようだった。賭けで3M製造の「BLADE RUNNER」LDを注文したのだが、今日映画本編を通しで見て、レーザー腐食が発生している箇所が見つからなかったのは、かなり幸運だった。

レーザーディスクなので昔のNTSC信号しか再生できないから、今の4K UHD Blu-rayのクオリティに比べるとかなり劣るのだが、意外と画質の悪さが特殊撮影の粗を隠している部分もあって、見ているうちに画質の悪さは気にならなくなるのである。もちろん、「BLADE RUNNER」を見たのは久しぶりなので、じっくりとテーマをチェックできたというのもある。

驚いたのはDolby Surroundの3-1chサラウンドが効果的に響いているところにあり、映像の悪さを音響がカバーしている感覚を味わえたというところにある。ここ最近、レーザーディスクの映画を時々見てレビューしているが、Dolby Surroundが予想外に効果を発揮しているので、驚いているのである。下手な5.1ch dts-HD MAより効果があるのではないかと思うところである。

時間の関係で、今日は特典映像は見られていない。ほとんどが静止画で英語のテキスト解説になるので、どこかで時間を作って読んでいきたいが、とにかく今日の本編鑑賞でレーザー腐食が見当たらず、最初から最後まで映画を堪能できたのは、嬉しい。製造から39年経つレーザーディスクが意外とちゃんと機能していれば、持つというのがわかって驚きである。

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