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ウラジーミル・ナボコフ著「ロリータ」新潮文庫

1950年代に発表され、その内容から物議を醸し出したナボコフの代表作といえるのがこの「ロリータ」。現在問題になっている「ロリータ・コンプレックス」の元ネタとなっている本でもある。ストーリーはハンバートという男の手記という形で進行していく。ア...

中町信著「模倣の殺意」創元推理文庫

事件は7月7日の午後7時に起こった。新進作家、坂井正夫が青酸カリで死んだのだった。現場状況から自殺として扱われたが、彼に原稿チェックを頼んでいた出版社社員中田秋子は、その死に不審を持ち、独自に調査を始める。一方ルポライターで坂井と顔なじみの...

岡崎琢磨著「珈琲店タレーランの事件簿 2 彼女はカフェオレの夢を見る」宝島社文庫

このミステリーがすごいの隠し玉として刊行され、大ヒットを記録した「珈琲店タレーランの事件簿」の続編がこの「珈琲店タレーランの事件簿 2 彼女はカフェオレの夢を見る」である。前作と同様に1章で1つの事件とその解決が描かれるが、今作はそれに加え...

岡崎琢磨著「珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を」宝島社文庫

「このミステリーがすごい!」で大賞を逃したものの、同賞の隠し玉として刊行されたのが本作である。舞台は京都、主人公アオヤマがふと訪れた珈琲店タレーランで、理想の珈琲を飲むことができたことから、この珈琲店に通い出すようになる。ここのバリスタ、若...

植森美緒著「腹だけ痩せる技術」メディアファクトリー新書

同年代の男性と同じく、僕も腹が出てきている。体組成計で計ると体脂肪率26%弱で肥満体型となっている。気になって、毎週土曜日には一万歩歩くようにしているし、食事にも気を使ってきていたが、どうしても腹の出っ張りは減らないし、体脂肪率も下がらない...

ライマン・フランク・ボーム著「オズの魔法使い」角川文庫

映画「オズ はじまりの戦い」の公開を記念した訳でもないが、いくつかの出版社から元ネタになっている「オズの魔法使い」の原作本が出版されている。今回は角川書店版を読書。映画が有名で、観てみたいと思うようになってきたが、輸入盤は結構売れてしまった...

スティーヴン・キング著「ザ・スタンド V」文春文庫

文庫本1冊500ページ×5冊という大変長編な大作の完結編が、この「ザ・スタンド V」。ここでは、闇の男ランドル・フラッグと対峙する善の使者、ラリー、グレン、ラルフ、スチューの旅の行程が描かれている。それと同時に、ランドル・フラッグの元にフリ...

スティーヴン・キング著「ザ・スタンド IV」文春文庫

超大作「ザ・スタンド」の第4巻は、マザー・アバゲイルの失踪と、フリー・ゾーンでの法律の立案が中心に描かれる。それと同時にフリー・ゾーンにいる登場人物のうち、闇の勢力、ランダル・フラッグの方に取り憑かれているキャラクターの存在と、その者たちの...

スティーヴン・キング著「ザ・スタンド III」文春文庫

キングの中でもとびきり長い大作の中盤に当たるのが「ザ・スタンド III」。Iでは致死性の高い細菌兵器の蔓延と世界が崩壊していく様を、IIでは崩壊後の生き残った人々が少しずつ集結しつつある姿が描かれていたが、このIIIでは、生き残った人々が、...

スティーヴン・キング著「ザ・スタンド II」文春文庫

長大な長編小説の第2巻。第1巻が「スーパー・フルー」と呼ばれる細菌によって人類が徐々に滅亡していく様を描いたのに対し、第2巻では、生き残った人間が、それぞれ他の生き残った人間はいないかと、探し始める様が執拗に描かれている。そして、徐々に主役...
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