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ハーラン・エリスン著「世界の中心で愛を叫んだけもの」ハヤカワ文庫SF

SF界の鬼才ハーラン・エリスンの短編集が「世界の中心で愛を叫んだけもの」である。元々ハーラン・エリスンと僕との出会いは「スター・トレック:宇宙大作戦」の1エピソード「危険な過去への旅」を観たことに始まる。スター・トレックファンの間でも評価の...

「美味しんぼ」炎上

ここのところ、「美味しんぼ」が炎上している。というのも作者の雁屋哲が独自に取材した内容で、福島の原発事故の後遺症を赤裸々に描いているからである。これを風評被害だという人は多いようで、作者に対する批判が高まっている。僕もあまり雁屋哲の言うこと...

黄文雄著「犯韓論」幻冬社ルネッサンス新書

ここのところ、韓国の日本叩きが激しい。それに対し僕もどうも違和感を感じるようになり、かつてほどの反省というものを感じなくなっていた。その中読んだのがこの「犯韓論」という新書だった。その中で韓国の国民性というものが語られている。韓国はよく10...

コミック「ガンダムを創った男たち。下巻」大和田秀樹 角川書店

上巻に引き続き、ガンダムにまつわる逸話をギャグ漫画で語った待望の下巻。下巻では劇場版公開における松竹と富野監督の攻防や、「アニメ新世紀宣言」にまつわる逸話、「板野サーカス」で知られる板野一郎氏のエピソードなど、上巻以上に興味深い話が読むこと...

コミック「ガンダムを創った男たち。上巻」大和田秀樹 角川書店

35年前に製作され、未だに人気を誇る「機動戦士ガンダム」。その製作秘話をなんとギャグ漫画として振り返ったものがこの「ガンダムを創った男たち。上巻」である。ギャグ漫画なので、富野監督を始め、安彦良和氏、大河原邦男氏など、ガンダムにかかわった人...

下川裕治著「週末バンコクでちょっと脱力」朝日文庫

下川裕治というと僕の中では沖縄について著述している人という印象はあるが、その沖縄本の中でも度々触れられているのが、タイである。しかし、タイのバンコクについて触れられた著述はここ10年なかったという。それはバンコクが日本ようなの高度成長化経済...

米澤穂信著「氷菓」角川文庫

ジャンルとしては青春ミステリーの部類に入るのではないかと思う、米澤穂信の初期の作品がこの「氷菓」。何事にも積極的に関わろうとしない高校生、折木奉太郎が姉の有無を言わさぬ命令により、廃部寸前の古典部に入部することから物語は始まる。この古典部に...

下川裕治著「週末台湾でちょっと一息」朝日文庫

アジア旅行の紀行記で有名な下川裕治が、たびたび訪れながらも、これまで文字にしたことのなかった台湾を書き下ろしで記したのがこの「週末台湾でちょっと一息」。下川裕治のことなので、世間一般で言われる観光地はほとんど取り上げられていない。しかし、一...

「はだしのゲン」の一連の報道について

ここのところ、「はだしのゲン」について報道が結構されることが多い。例えば松江市の図書館で閲覧制限がかかったり、といった具合である。まあそういう報道はいいのだが、この作品が取り上げられるたびに、子供の頃に読んでトラウマになった記憶を呼び起こし...

フランシス・スコット・フィッツジェラルド著「グレート・ギャツビー」新潮文庫

ロスト・ジェネレーション時代の代表的作家、フィッツジェラルドの代表作であり、何度も映画化されているのがこの「グレート・ギャツビー」である。今回バズ・ラーマン監督、レオナルド・ディカプリオ主演で何度目かの映画化されたということで、映画を観る前...
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