今朝の産経新聞電子版を見ていたら、気になる記事があった。うなぎの稚魚であるシラスウナギの収穫量がここのところ激減しているのだという。元々うなぎはその生息地が最近まで謎で、太平洋の何処かから泳いできた稚魚を採取して、養殖にするというのが一般的なのだが、その稚魚が少なくなっているために、うなぎ屋の価格にも反映されてうなぎがますます庶民に手の届かない食べ物になってきているという話だった。研究ではようやくうなぎの産卵地が突き止められ、卵からの養殖にも研究段階では目処が付いているらしいが、それを実際の商売に転用すると、まだまだ実用化には程遠いらしい。うなぎは夏の土用丑の日にしか食べないが、その時に高くて食べられないということが無いように祈りたい。
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