新世紀エヴァンゲリオン 第1話「使徒、襲来」(輸入盤DVD)

西暦2015年、人類は「使徒」と呼ばれる生命体の襲撃を受けていた。国連軍の攻撃は歯が立たず、対処の一任をNERVに任せる。NERVのボス、碇司令は、自分の息子であるシンジを呼び寄せ、使徒に対抗する人造兵器エヴァンゲリオンに搭乗させようとする。シンジは父にかつて捨てられたという意識を持っていて、この指示に不満を持つが、自分が乗らないことで怪我をしていた少女、レイが搭乗しようとするのを目の当たりにし、自分が搭乗することに決める。そして、使徒との対峙が始まった。

久しぶりに自分の意識を揺さぶったアニメである「新世紀エヴァンゲリオン」を再見することにした。ストーリーは覚えているが、細部は忘れてしまっているので、再見すると色々面白い。最初のエピソードでは、なぜ碇シンジが父のことを恐れているのかが今ひとつはっきりしない。そして父である碇司令も腹に一物あるようで、得体が知れないという雰囲気がある。その他葛城ミサトとか、結構初めて会った碇シンジに無茶言っているなという感触を持つ。つまりシンジがエヴァンゲリオンに搭乗する動機がちょっと辛いものになっている様子がうかがえるのである。当然使徒ってなんだそれ状態だし、謎ばかりの第1話だと思う。それが明らかにされるかというと、あまりされないのがこの作品。再見することでどう感じるか書いていきたいと思う。ちなみに輸入盤DVDということもあってか、画質はちょっと甘めの解像度。サラウンドは5.1chにパワーアップしているので、結構面白い。日本語音声で楽しめるので、オープニングとエンディングの英語テロップを除けば、日本版並みに楽しめると思う。

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