Apple、Time Warner買収を検討していた

CNET Japanの今日の記事によると、2015年にAppleは、娯楽大手のTime Warnerを買収しようと、協議を重ねていた模様である。ただ、その協議には最高経営責任者のティム・クック氏は含まれず、シニアバイスプレジデントであるエディ・キューが動いていたとのことで、予備的な話で終わってしまったようである。Apple的に言えば、単なるコンピューター企業から、メディアも含めた巨大企業になろうという目論見なのかもしれない。すでにBeatsを買収し、その成果はApple Musicのインターネットラジオ・Beats1に結実している。そう考えると、次は映像という目標も想像に難くない。ただ、映像メディアの買収といえば、SONYを思い出すが、こちらは映画会社を買ったのにもかかわらず、あまり大きな成果を見いだせていないのも事実である。メディアの収益は、結構水物なので、安定した収益という点では、疑問が残る。自身のデバイスを生かすコンテンツを格安で揃える、という点では最適解だと思うが。まあ、この話は頓挫してしまったようで、今のところ動きもないので、Appleがどう動くのか、次が読めない。次の一手に期待である。

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