昨日の夜にニュースになっていたが、9月29日に公開が決定している映画「Hidden Figures」の邦題が「ドリーム 私たちのアポロ計画」から「ドリーム」に変更になったことが明らかにされた。最初に「ドリーム 私たちのアポロ計画」という邦題が発表された時、映画の内容がアポロ計画とは全く関係なく、マーキュリー計画に関わった三人の黒人女性の話なのに、アポロ計画というタイトルが入るのはおかしい、と映画ファンから批判が出たことに対しての、映画配給会社の対応が、タイトルの変更ということになった。時々日本の映画会社は、原題とかけ離れた変な邦題をつけることがよくある。マーベル・コミックの映画化である「Thor:Ragnarok」も「マイティ・ソー/バトルロイヤル」と変なタイトルをつけてファンから批判を受けているし、映画会社はもっと映画に対して、真摯に向き合っていくべきだと思う。もっとも「Hidden Figures」は、日本での公開の目処が立たなかった作品なので、公開されるだけでもマシな方であるが。逆に邦題のつけ方が上手い作品もあるので、ここは映画会社の宣伝のセンスによるのではないかと思う。
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