蓮沼執太がNHKのニュース番組の特集に出演

蓮沼執太といっても、「誰、それ?」という方が大半だろうと思う。僕は、たまたまApple Musicで再生され、何曲かは知っていて、お気に入りの楽曲もあるのだが、音楽家である。元々は環境音楽を作っていた人だが、次第に普通のポップ・ミュージックを作ったり、オーケストラを組織して楽曲を演奏したりと、結構面白いことをする人である。

その蓮沼執太がNHKの17時のニュースの特集で登場していた。新潟の学校が設立10周年を迎えて、その学校は通常学級のほかに支援学級なども併設していることから、健常者の子どもや障害を持つ子供全員が歌える歌唱曲を作りたいと、蓮沼執太に楽曲の作成を依頼した、というトピックで登場していたのである。

蓮沼執太は、子どもたちの意見を取り入れ、シンプルでかつ途中の歌詞は無しにして、子供が自由な歌詞で歌えるようにするという奇抜な展開で歌唱曲を制作していく様子を描写していた。

その成果が番組でも描かれていたのだが、結構素晴らしい楽曲になっていたと思う。障害を持つ子供たちも歌詞が自由な箇所では楽器を打ち鳴らしたりしていて、参加している喜びを表していたと思う。

意外なところで蓮沼執太を見かける機会に恵まれたが、今の時代、いろいろな音楽制作に携わる機会があるのだな、と改めて思った。

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