昨日、アメリカのWarnerが2006年から2008年に販売したDVDが、製造上の問題により再生不能になるという記事を書いた。僕が所有している「Superman Ultimate Collector’s Edition」もその問題に直面しており、再生できなくなっていることについても触れた。
「スーパーマン」にはそれほど強い思い入れがなかったため、Blu-rayや4K UHD Blu-rayへの買い替えはしていなかった。しかし、輸入盤DVDが再生不能になるという事態には、少なからずショックを受けた。本国アメリカでは対応可能な作品については交換対応が行われるようだが、もともとアメリカ国内販売を目的としたディスクを輸入している以上、僕のケースでは交換には応じてもらえないだろうと考えている。
現在、4K画質で映画を見るのが基本になっているため、HD画質のBlu-rayまでなら視聴する気になるが、SD画質のDVDで映画を見ようとはあまり思わない。しかし、保存性があるはずのDVDが再生不能になると、逆に見直したくなるものだ。
そんな中、ふと「そういえば、Warnerの配信サービスであるmaxを見たくて、U-NEXTに加入し、Fire TV Stick 4Kまで購入したのだった。maxのラインアップはどうなっているのだろう」と気になり、Fire TV Stick 4KでU-NEXTアプリを開き、maxの配信ラインアップを確認してみた。
すると、「Superman Ultimate Collector’s Edition」に収録されている「スーパーマン」の映画は、「スーパーマンII:リチャード・ドナーCUT版」も含め、映画本編に関してはすべてmaxで配信されていることが判明した。配信のクオリティについてはまだ確認していないため、HDなのか4Kなのか、5.1chなのかDOLBY ATMOSなのかは不明である。
とはいえ、少なくともDVDのスペックより高いクオリティで視聴できることがわかったので、少し安心した。maxのラインアップはなかなか充実しており、Paramount+の物足りなさと比較すると、雲泥の差である。どちらも自社でサーバーを運営せず、既存のサービスに相乗りしているが、やはり映画会社によって配信にかける予算が違うのだろう。
「陪審員2番」を見るためにU-NEXTに加入したようなものだが、昨日のチェックでmaxの配信ラインアップが充実していることを確認できたため、Warner Bros.の映画を視聴するうえで特に不満はなさそうである。これを機に、徐々に輸入盤4K UHD Blu-rayの購入を減らしていくかどうか、思案中である。
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