VirtualBox 5.0.10でAndroid-x86 r4.4のRazikoを動かす(音のピッチが安定する)

2015年10月3日の記事で、「VirtualBox 5.0.4でAndroid-x86は使えない」という内容を書いている。実はその後もVirtualBoxのバージョンが上がったりするたびに、アップデートを試していたのであるが、VirtualBox 4で作った仮想空間では、Android-x86の音のピッチが高かったり、低かったりで使えなかったのである。改めてAndroid-x86をインストールしてみるも、音が出ない、という現象に見舞われたこともあって、今日まで諦めていた。今日、とあるサイトでVirtualBox 5にAndroid-x86をインストールする方法が書いてあったので、試しにやってみたら、今度はうまくいった。ちゃんと音が安定したピッチをしていたのである。そこで、僕がやった手順を列挙して、トラブルになった原因を明らかにしたい。

  1. まず、VirtualBox 5.0.10をインストールする。その後、Extension Packもインストールする。
  2. 新規に仮想マシンを作成する。この辺はVirtualBox 4と同じ。
  3. Android-x86 4.4 r3をダウンロードし、VirtualBoxにisoファイルを認識させると、インストール画面が出てくる。ここで、プライマリのBoot設定等を行う。
  4. インストール時に気にしなければならないのは、「Do you want to use GPT?」が出てきた時に、「No」を選択することである。以前僕が失敗したのは、ここを「Yes」にしてしまったことにある。
  5. 続いて、「Do you want to install EFI GRUB2?」が出てきた時に「Skip」を選択する。これも「Yes」を選択すると、途中でインストールできなくなる。
  6. あとは、画面の指示に従って、Androidの設定を行う。
  7. 立ち上がったら、Google Playからrazikoとradiko、ESファイルエクスプローラーをインストールする。インストール後、一旦razikoは起動させておく。(動かないけれど)
  8. razikoを閉じ、ESファイルエクスプローラーで、「Rootエクスプローラ」と「隠しファイル」をオンにし、「data¥data¥com.gmail.jp.raziko.radiko¥shared_prefs」フォルダ内の、「com.gmail.jp.raziko.radiko_preferences.xml」に次の一文を入れる。「<string name=”location”>x,y</string>」。x,yはGoogleなどで自分の聞きたい地域の緯度、経度を調べて入れる。保存をすれば、聞けるはずである。

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