DVD Shrink日本語版配布で、著作権法違反による逮捕

今日のImpressの記事によると、神奈川県警察本部生活安全部サイバー犯罪対策課と、戸部警察署が、DVDの暗号化機能を回避してコピーできるソフト「DVD Shirnk日本語版」をインターネット上で公開していた者を、著作権法違反の容疑で逮捕したと、伝えている。なお、公開していた者だけでなく、その公開サイトにリンクを貼っていた者にも、幇助の罪で逮捕とのことである。これまでもDVDのリッピングについては、犯罪になるということから、警告されていたが、逮捕まで行ったのは初であろう。個人的には、DVDのコピーのどこが悪いのか、よく分からない。不正コピーで海賊盤を作るのとかは問題だろうが、自分のお金で買ったDVDを保存用にコピーするのは、問題ないと思うのだが、現状それもアウトなのだから、少々腑に落ちない。買ったDVDが長期保存できればいいのだが、実際は製造不良により、買って数年後に見られなくなる、という事態もあるのだから、コピーぐらいいいのではないかとは思うのだが、それだけコピーによる被害が大きい、ということなのだろう。よく、Yahoo知恵袋などで、「DVDのコピーの方法を教えてください」などと、無知な問い合わせを見かけるが、たいていは無視するか、「違法ですよ」というかしている。でも、根本的には法律がおかしいのだとは思う。

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