中国のスマートフォン市場に異変が発生,iPhoneシェア伸ばす

数日前のロイターの記事になったもので、結構アクセス数が多いのが、この中国のスマートフォン市場で異変が発生、というものであった。というのも中国では価格の安いスマートフォンが人気あるということで、韓国のサムスン電子のスマートフォンが売れ、AppleのiPhoneは売れない、というのがアナリストたちの一致した見解であった。しかし、実際にはその理論が崩れている。低価格帯のスマートフォン市場は中国メーカーが独占し、サムスン電子の入る隙はないらしい。では高価格帯はどうかというと、なんとAppleのiPhoneが高所得者層に受け入れられていて、シェアが高いのだという。それでサムスン電子の入る隙がなくなり、シェアを落としているという。まあサムスンにはいい薬ではないかと思う。サポートをまともにやらない会社だと聞いているので、ユーザーからそっぽを向かれているのではないかと思われる。低価格帯のメーカーなら、サポートがなくても「安いから仕方ない」と開き直れるが、サムスン辺りの立ち位置にいると本当はそうも行かない。でもサポートをしていないのだから、ユーザー離れが続くのは当然と思う。これからどう市場対応していくのかで、サムスンの真価が問われると思う。

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