伝説巨神イデオン第5話「無限力・イデ伝説」

地中深く眠っていた第6異星人の船、ソロシップは、突如亜空間航行、デス・ドライブをかけてしまった。ベスたちにはコントロール出来ずに右往左往するだけだったが、ソロシップは再びデス・ドライブを解除し、ソロ星に戻ってくる。そこにバッフクランの攻撃が行われる。それはギジェのカララ救出のためのダミー攻撃だった。ギジェはカララと再会するが、カララはイデの力を調べる必要があるといって、帰ろうとしない。そしてベスたちに見つかり、捕まってしまう。そこでカララはバッフクランに伝わるイデの伝説を話すが、コスモたちは理解しようとはしなかった。それでもカララは、ベスたちと敵対すべきではないと、味方に停戦の信号を発する。

物語も少し進んできて、地球人とバッフクランとの意思疎通が少しだけ出来ている様な感じのするエピソードである。とは言っても2つの種族の相互理解にはいたらないばかりか、すれ違いが目立つようなエピソードである。唯一カララだけが、2つの種族の和平を信じている様な気がする。その他のキャラは、身内の死に対して、互いが互いを憎しみあうだけの状態で、これがイデオンの物語の悲劇を形作っている様な気がする。来週の予告では更にすれ違いが大きくなりそうで、異星人とのファースト・コンタクトとしては、最悪な状況だと思う。

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