アメリカから送られてきたエヴァ3号機のテストのため、ミサトやリツコは松代の実験施設にむかう。ミサトはシンジに3号機のパイロットがトウジであることを告げようとするが、きっかけがなく話せなかった。その3号機に使途が潜伏していて、暴走を始める。ミサトやリツコは事故に巻き込まれ連絡が取れなくなり、碇ゲンドウが直接エヴァの指揮を執る。そして搭乗者がいることでためらいを感じるシンジを見限り、ダミープラグを起動させ、使途と対峙させるのだった。
話は結構ヘビーな内容。トウジがパイロットであることを最後の最後まで知らないシンジが、事実を知るまでのためらいや、心の揺れがよく描けていると思う。また、加持との会話のやり取りも、シンジの心を決める関係になっていると思う。それにしてもしょっちゅう暴走するエヴァ初号機が、今回暴走しないでダミープラグの言う通りに動いたのはなぜか、疑問も残る。ダミープラグは綾波レイのものだということが画面で知らされるが、それと関係あるのかと思う。
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