円の実質実効為替レートは40年で半分に

今日の読売新聞の記事で、日本円の実質実効為替レートがここ40年で半分になったと報じている。原因はずっと続いてきたデフレが原因である。諸外国は物価が上昇していたのに、日本はバブル崩壊後、ずっと物価が抑えられたままでいて、かつ大規模な金融緩和を続けたことで、その格差が広がったという話である。

ネットでは「日本円はトルコリラよりも実質実効為替レートが低くなっていて、世界最弱通貨だ」という話まで聞こえてくる。僕も去年、今年とロンドン、ケアンズに旅行に行って、日本円の弱さを実感している。

旅行に行って日本円の弱さを実感するのは、食事である。コーヒーを飲んだだけで1500円から2000円ぐらいかかっていたし、食事をとると1食6000円ぐらいは軽くかかっていた。日本でも最近は物価が高騰していて、外食すると結構かかるようになっているが、それでもまだ諸外国の食費に比べれば安い。ロンドンやケアンズは行きたい目的があったから出費は覚悟していったのであるが、来年以降、この円安が続くようであるならば、海外旅行に行くにしても、近場を検討せざるを得ないかなと思っている。ロンドンとケアンズに行ったことで、長年の夢は果たしてしまったので、とりあえず目標が今のところない。なので、来年になってからその時の為替や旅費を勘案して考えようと思っている。

しかし、旅行に行かなくても、毎月購入している輸入盤Blu-rayの価格もバカにならない。$1=¥162ぐらいで換算しているので、僕がずっと買い貯めてきたBlu-rayの平均為替$1=¥110あたりの時と比べると1.5倍に値上がっていることになる。当然、買える本数が少なくならざるを得ない。できるだけバーゲンの時を狙って買っているが、今の出費はかつて専門店から購入していた輸入盤レーザーディスクの価格にかなり近くなっている。

そして、秋に買い替える予定のiPhone 18 Proも相当の値上げが予想されるので、頭が痛い。今使っているiPhone 16 Proの電池を交換するという選択肢は考えていない。iOSがバージョンアップすると、iPhoneの動作が重くなるのがわかっているので、買い替えを考えざるを得ないのである。

この実質実効為替レートの低さは当面解消されることはないと思っている。政府が何も対策を取っていないのも原因の一つである。政治不信になってしまうが、期待はできない。せめてもの救いは、いくつかしている投資が成果を出していることだろうか。

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