ゴールデンウィークあたりから、断続して兵庫県政問題について書かれた書籍を読んでいる。当然、兵庫県知事、斎藤元彦の問題点を認識しているつもりだし、斎藤元彦の何が問題なのかは自分なりにわかっていると思っていた。
だが、この「兵庫県政問題 言論編 壊れゆく社会」を読んで、改めて兵庫県における問題点を認識し直した。この本は共著であり、タイトルには菅野完氏の名を記したが、実際には弁護士の石森雄一郎氏、松本創氏、尾形聡彦氏、選挙ウォッチャーちだい氏、赤澤竜也氏もそれぞれの立場から筆を奮っている。
このメンツでまず驚くのは石森雄一郎氏ではないかと思う。弁護士として立花孝志とNHKから国民を守る党が仕掛ける数々の裁判を一手に引き受けている重要な人物である。当然裁判は勝訴に終わっているのだが、その石森弁護士が兵庫県政について客観的視点で執筆していることに感慨を覚える。
その他にも僕がしばしばYouTubeで視聴しているマスメディア、ArcTimesの編集長である尾形聡彦氏も筆を奮っている。尾形氏の見解は今のマスメディアが失っているものを持っておられるので、僕自身尾形氏を評価しているのであるが、その尾形氏も毎週兵庫県の定例記者会見に出席し、斎藤元彦を鋭く追求している実績から色々述べられていて、興味深いものになっている。
兵庫県政問題に関わるようになったきっかけは選挙ウォッチャーちだい氏であるが、彼の指摘は現場主義であるちだい氏ならではの視点で記述されているので、大変ためになる内容ではある。
もちろん、松本氏や赤澤氏の視点も斎藤元彦を追求するジャーナリストとして貴重である。
最後は菅野完氏が締め括っているが、彼の視点はユニークではある。この本の締めくくりに相応しい内容ではないかと思う。
この兵庫県政問題の本にもう1冊、赤本と呼ばれる「運動編 声を上げる市民」編がある。もちろん入手済みなので、これから読んでいくことになるが、斎藤元彦に対するカウンターとしての市民の声もある程度は知っているので、どこまで踏み込んだ内容になっているか、気になるところではある。
僕は今の日本のおかしくなっている状況の元凶は兵庫県にあると思っている。斎藤元彦が自分を是として県知事の座に居座っているから、それを真似した芥数多の為政者が現れてきて、社会がおかしくなっているのだと思う。兵庫県の問題が解決しないと先に進めない状況だと思うが、現状僕は個人で対応できることはないように思える。もっとも、僕が住む横浜市の市長である山中竹春もパワハラを起こしているので、彼を市長の座から引き摺り下ろすための活動に協力できるならばしなければという思いはある。そういう身近なところから何かしていくしかないと思うが、その時にこの書籍の内容は役に立つと思っている。

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