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スティーヴン・バクスター著「タイム・シップ[新版]」ハヤカワ文庫SF

H.G.ウエルズの代表作「タイム・マシン」の直接の続編にあたる作品。「タイム・マシン」刊行100年を記念して、ウエルズの遺族の了解のもと、公式に続編として認定された小説である。ストーリーは、主人公が「タイム・マシン」で行った未来から1891...

仲村清司/松野和宏著「猫力 うつな僕を救ってくれた猫」アスコム

沖縄について色々な著作のある仲村清司氏が原作を、松野和宏氏が漫画を担当したコミックエッセイが、この「猫力 うつな僕を救ってくれた猫」である。仲村清司氏が、長年連れ添った妻と離婚をしたのは、別の本「ほんとうは怖い沖縄」で書かれているが、その後...

下川裕治著「「裏国境」突破 東南アジア一周大作戦」新潮文庫

タイを中心にアジアに詳しい下川裕治の新作著作。今回はタイからその周辺の国への陸路を使っての国境突破の話である。しかも国境といってもメジャーな通りではなく、最近通過が許可された通路についての国境突破なのだから、かなりの困難が待ち受けている旅行...

岡崎琢磨著「珈琲店タレーランの事件簿4 ブレイクは五種類のフレーバーで」宝島社文庫

人気ミステリーシリーズ「珈琲店タレーランの事件簿」シリーズの第4弾。今回は、長編ではなく、短編での構成になっている。そしてその短編の特徴として、舞台がタレーランになっていないことが多いのである。物語それぞれにタレーランのバリスタ美星や、オー...

ディアゴスティーニ、週刊◯◯を募集、ネタ切れで

livedoorのニュースによると、ディアゴスティーニが、週刊◯◯をネット上で募集すると、報じている。◯◯とは今までディアゴスティーニが発売してきたシリーズ名が入る。ものすごい数の週刊シリーズを出してきたが、ついにネタ切れになったらしく、読...

岩瀬達哉著「ドキュメント パナソニック人事抗争史」講談社

パナソニックといえば、家電メーカーとしては大手ではある。しかしこの10年経営は低迷をし、何度かの赤字を計上し、何度かの人事リストラをしたのは記憶に新しい。この「ドギュメント パナソニック人事抗争史」は、そのパナソニックの社長を巡る人事がどう...

下川裕治著「5万4千円でアジア大横断」新潮文庫

旅行作家の下川裕治が共同通信から依頼を受けて旅をし、書いたのがこの「5万4千円でアジア大横断」である。日本を起点にして、アジアを横断するアジアハイウェーをバスで乗り継いで行こうとするかなり無謀な企画を受けてしまった、下川裕治氏の七転八倒の旅...

下川裕治著「週末香港・マカオでちょっとエキゾチック」朝日文庫

旅行作家、下川裕治の「週末」シリーズの最新刊がこの「週末香港・マカオでちょっとエキゾチック」である。バックパッカーである下川裕治の書くエッセイだから、香港、マカオの特集といっても、普通の旅行者には縁遠いマニアックな場所や記事が満載である。な...

TM NETWORK「TIME MACHINE BOX 1984→1994」SONY MUSIC SHOP

元々は書籍メインの商品で、TM NETWORKのデビューから10年の活動を記事にしたGBとPaTi PaTiの紙面をそのまま収録したものがこの「TIME MACHINE BOX」である。しかし、ファンの関心はそこにはあまりない。僕もそうだが...

岩中祥史著「博多学」新潮文庫

いわゆる地方都市の文化や歴史、人々の暮らしや考え方を書き記したエッセイのような本が、この「博多学」。内容が「福岡学」ではなく、「博多学」なのは、博多という地名とそのエリアが今の博多を形作っているからである。東京、大阪に比べ、アジアに近い位置...
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