スポンサーリンク

ロバート・グラッツァー著「映画を<自分の言葉>で語るためのシネマ頭脳」フィルムアート社

アメリカの映画評論家で脚本家でもあるロバート・グラッツァーが、映画批評をするための映画の見方を指南する内容の本。なのだが、この本、作者の好みが妙に偏っていて、クエンティン・タランティーノをべた褒めする割には、世間で名作と呼ばれる「サウンド・...

SF作家の平井和正氏が死去

昨日のニュースになるが、「ウルフガイ」、「幻魔大戦」などのSF小説で知られる作家の平井和正氏が亡くなったという情報を得た。考えたら、多感な青年時代に平井和正氏の「幻魔大戦」シリーズをよく読んでいたものである。もともとアニメ版の「幻魔大戦」を...

沖縄ナンデモ調査隊著「沖縄のハテナ!?」双葉文庫

2000年の沖縄サミット前後、双葉社から一連の沖縄関連本が発売されていた。それは沖縄の風習であったり、食文化であったりとしたが、日本本土とは違う文化を面白おかしく紹介する、という趣旨で発刊されていたと思う。それから15年、時代が流れ、沖縄の...

小室哲哉著「CAROLの意味」enterbrain

TM NETWORKの代表作と言えば多分、1988年リリースのアルバム「CAROL」になるのではないかと思う。TM唯一のミリオンセラーになったアルバムである。この作品は、ミュージカル仕様になっていて、そのミュージカルのストーリー部分を、メン...

下川裕治著「週末沖縄でちょっとゆるり」朝日文庫

格安旅行取材や、アジア関連の書籍でファンも多い下川裕治の最新作は、アジアの中でも最も敷居の低い「沖縄」をテーマにした「週末」シリーズである。休日、沖縄を訪れる際にチャレンジしてみるにいいテーマがずらりと並んでいる。その中で、昔食べた沖縄そば...

仲村清司+宮台真司著「これが沖縄の生きる道」亜紀書房

大阪生まれのウチナーンチュ2世で、数々の沖縄関連書籍を執筆してきた仲村清司氏と、社会学者である宮台真司氏が対談をした内容をまとめた書籍が、この「沖縄の生きる道」である。内容は結構硬い。読んでいて頭の中に話が入っていかないことがしばしば発生す...

スーザン・コリンズ著「ハンガー・ゲーム(下)」メディアファクトリー

全米で大ヒットを記録した映画「ハンガー・ゲーム」の原作本の下巻に当たるのが、本書。この下巻では、ハンガー・ゲームでのカットニスのサバイバルが描かれている。その中で、ハンガー・ゲームのオーガナイザーの反則技によって、ルールがいろいろ変更され、...

スーザン・コリンズ著「ハンガー・ゲーム(上)」メディア ファクトリー

アメリカのヤングアダルト小説の中で大ヒットを記録したシリーズ第1弾の上巻が本作、「ハンガー・ゲーム(上)」である。小説の成功が映画化をも果たし、映画自体も大ヒットを記録している。かつてアメリカと呼ばれた国の成れの果てがキャピトルと12の地区...

下川裕治著「格安エアラインで世界一周」新潮文庫

下川裕治と言えば、旅行作家としてある程度知名度のある作家である。彼の名が売れるきっかけになったのは「12万円で世界一周」という究極の貧乏旅行をまとめた物で、その後、タイや沖縄に入れ込む作家として、その名を確保して行く。その下川裕治が今回挑む...

多根清史著「ガンダムがわかれば世界がわかる」宝島社新書

この新書はなかなか変わっている。「機動戦士ガンダム」に出てくる人物や組織を現在の世界の国家や人物に当てはめることで、「ガンダム」の世界観と、現実の世界観を分かりやすく解説したものだからである。それを行うことで、ジオンの国家としてのあり方や、...
スポンサーリンク