MacのTime Machine用の外付けHDDのデータを別の外付けHDDに移行する

ここ何ヶ月か、iMacに接続している外付けHDDのTime Machine機能がおかしくなっていた。バックアップが取れない、という現象が時々発生していたのである。その度にディスクユーティリティやiMacの再起動を行うことで、なんとかバックアップは取ってきたのだが、ここ1-2週間、そのエラー頻度が高くなってきた。今まで使ってきたHDDはWestern DigitalのMy Book Studioという機種だったが、購入してから4年は経っている。寿命かな、考え、新しい外付けHDDを購入してきた。その際にMy Book Studioに記録されているバックアップデータを新しい外付けHDDに移行できることがわかったので、その忘備録として、ここに記しておきたい。

  1. まず、新しく買ってきた外付けHDDをMacで使えるフォーマットに変更する。最近の外付けHDDは、テレビに接続することも考えてか、WindowsのNTFS形式でフォーマットされているようである。それをMacのHFS+にフォーマットし直す必要がある。Macの「アプリケーション」から、「ユーティリティ」-「ディスクユーティリティ」を選択する。新しい外付けHDDを選択し、「消去」ボタンを押す。そこで、名称を適切なものにし、フォーマットを「Mac OS 拡張(ジャーナリング)」、方式を「GUIDパーテーションマップ」に設定し、「消去」ボタンを押すと、間も無くフォーマットされる。
  2. Finderで新しい外付けHDDを選択し、「ファイル」メニューから「情報を見る」をクリックする。「共有とアクセス権」の項目を見て、「このボリューム上の所有権を無視」のチェックマークが外れていることを確認する。チェックマークがついているときは、解除する。
  3. Time Machineを一旦解除する。システム環境設定の「Time Machine」から「Time Machine」をOFFにする。(Sierraの場合は、「バックアップを自動作成」のチェックマークを解除する。)
  4. Finderを2つ開いて、古い外付けHDDにある「Backups.backupdb」を新しい外付けHDDに丸ごとドラッグ&ドロップでコピーする。このコピーには相当の時間がかかる。僕の環境下では、1.66TBのバックアップデータがあったのだが、コピーに要した時間は丸1日以上。おそらく26-28時間ぐらいかかっていると思う。
  5. コピーが終わったら、システム環境設定のTime Machineで、新しい外付けHDDをバックアップディスクに指定し、Time MachineをONにする。それで、従来と同じように使えるはずである。

データのコピー自体は簡単だが、とにかく時間がかかるので、夜間とか、Macを使っていない時間に作業させるのがいいと思う。

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