スター・トレック:ディスカバリー シーズン2 第3話「光の先」

あらすじ

ディスカバリーに、マイケルの母、アマンダがやってくる。息子であるスポックが精神病院に入院し、面会を拒絶したことから、スポックのカルテを盗み出し、マイケルに解読を依頼したのである。そのスポックは、人を殺し、指名手配を受けていた。そのため、パイク艦長は、スポックのカルテを解読することをマイケルに許諾する。その頃、クリンゴンでは、ルレルがクリンゴンの総裁であることに批判的な者たちがいて、情勢的に不安定だった。タイラーは、ルレルを助けようとするが、実はルレルとタイラーになる前のヴォークとの間には、子供がいたことが明らかにされ、それが彼女たちの弱点になっていた。そして、クリンゴンの総裁の座を狙う者たちが、その弱点を突いてくる。ディスカバリーでは、艦長選抜プログラムが行われていて、ティリーもそれに参加していたが、彼女の中学時代の旧友が、死んだはずなのに彼女の前に現れ、ティリーの精神状態を不安定にさせていく。

感想

第2シーズンの3話目にして、第1シーズンと大きく関わりあうキャラの登場と、その後の展開に大きな驚きをもった話である。メインは、7つの謎の信号の解読なのであるが、それを事前に知っていたスポックと、そのスポックの精神状態、彼の殺人事件の容疑など、今エピソードの肝にスポックがあることには、間違いがないようである。その一方でクリンゴンのルレルと、タイラーの再登場、それに関係するクリンゴンの暗躍。そして、意外なキャラの登場と、DS9で言及されたある組織の登場は、今後の展開に大きく反映されるものとして、予想外の展開を繰り広げていると言える。サブエピソードで、ティリーにまとわりつく死んだはずの旧友の登場も、スター・トレックらしい話で、こちらも面白みがある。この先の展開が気になる重要なエピソードだと思う。

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