Apple、M2 iPad Pro発表、10月26日発売

18日の深夜、Appleは兼ねてから噂されていたiPad Proや、iPad、Apple TV 4Kの新型の発売について、ニュースリリースを発表した。iPad ProとiPadは10月26日発売、Apple TV 4Kは11月4日発売で、すでにこの記事を書いている19日の5時53分時点では、予約注文を受け付け中である。

僕は6月にMacが円安基調で値上げしたのを受けて、今回発売されたM2 iPad Proの前のモデルに当たるM1 iPad Proを購入している。購入後、M1 iPad Proも値上げをしてしまったので、タイミング良く購入できたかなと思っていた。その後、M2 iPad Proのリリースの噂が立ち上ることになり、一応性能や価格については気になるようにはなっていた。M1 iPad Proを買って3-4ヶ月しか経っていないので買い換えるつもりはなかったが、それでもM2 iPad Proの性能がM1 iPad Proとどう違うのかは注視はしていた。

今回の発表を受けて、AppleのサイトでM2 iPad Proの特徴やM1 iPad Proとの性能比較を確認したのだが、SoCがM1からM2に変わった以外は思ったほど性能に差はなく、買い換えるほどでもないなという認識でいた。せいぜいApple Pencilの機能拡張や、写真や動画がProResで撮影できるぐらい、メディアエンジンもProResに対応した程度である。僕自身はiPad Proで写真や動画を撮影・編集をすることはまずないので、この性能拡張の恩恵はほぼ受けないと言ってもいいだろう。

円安為替の影響を受けて、値段はかなり跳ね上がっている。M1 iPad Pro 11インチ セルラーモデル 256GBストレージで比較するとM2 iPad Proは約4万円も高く、164800円と、iPhone 14 Pro 256GBの値段と同じになってしまう。iPhone 14 ProはiPhone 13 Proに比べ、それなりに性能面で差異があるので、買い替えをしたものの、iPad Proは買い替えないなというのが今の考えである。価格がかなり高いので、万人にはお勧めできないが、iPad Proの2020年以前のモデルを使っている人には、そろそろ買い替えどきなのかもしれないなと思う。

ちなみにオプションであるMagic KeyboardやSmart Keyboard Folioは、従来のタイプがそのまま使えるので、すでに所有している人には別途の出費にはならない。Apple Pencilも第二世代のままなので、すでに所有している人には流用可能である。なので、円安基調による本体の高額の出費をどう捉えるかが、購入するかしないかの鍵になると思う。

なお、iPadOS 16.1はAppleのサイトによると、10月25日リリースになっているが、もしかすると時差の関係で10月26日リリースかもしれない。iOS 16のリリースから1ヶ月以上遅れて、しかもiPadOS 16.0を飛ばしてのいきなりのiPadOS 16.1からのリリースであるが、ようやくiPadOS 16.1の新機能であるステージマネージャーが使えるのは、楽しみである。

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