2023年4月30日に、日本の西の果て、与那国島を観光するという記事を書いている。まさにその日、与那国島に観光をしに行って、強風雨の中、レンタサイクルで雨に打たれながら与那国島を島内一周を果たしたことについて、ライブ感で記事を書いたものである。
その印象は強かったし、雨に打たれながらもiPhone 14 Proで写真と動画を撮影していたのであるが、旅行後もなかなか時間が取れず、与那国島観光の動画の作成には入れなかった。石垣島と与那国島をテーマにした動画は幾つか作れるのだが、どれから作ったら楽かというのを考えて行った結果、最初に与那国空港にいた自衛隊のヘリコプター離陸の様子を、次に石垣島、与那国島で食べた料理を紹介した動画、と展開していき、与那国島の観光動画はその次になってしまったのである。
動画を作る際に考えたのは、まず大量に撮った動画のどの素材を使うか、ということと、使うと決めた素材をどこまでカットするか、ということだった。一旦動画編集ソフトであるDaVinci Resolve Studio 18.1.4に関連素材を全て時系列で並べて通しで見て、いらないと思った素材は全て削除、残った素材の時系列を島内一周という制約をかけてコース順に並び替え、さらに1カット10秒の制限をかけて余分なシーンはカットしていった。
さらに、説明字幕は必要だろうと考えて、字幕は結構入れた。
音の方はさらに面倒だった。まず、iPhone 14 Proで撮影した動画の音は、強風雨の風切り音でノイズにしか聞こえないので、全て破棄し、ソフトシンセサイザーであるSynclavier Vにプリセットされている環境音から強風に近い音や雨の降る音などをカットごとに当てこみ、さらにBGMも映画音楽っぽくずっと唸っているかのように配置した。さらに各パーツごとの音の配置を5.1chに散りばめて、5.1chのセットを持っている人には空間的広がりが出るように配慮した。
結局丸一日かけて、動画ができたのだが、自分的にもそこそこな出来になったかな、とは思った。もっと時間かければ、もっと良くなるかもしれないが、他にもやることあるので、この動画作成に時間かけ続けるわけにもいかないので、これはこれでいいのかと思う。YouTubeにもアップしたので、関心ある方は見ていただけると嬉しい。
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