Apple、「Apple Intelligence」を発表、手持ちのデバイスで利用可能

今日未明、AppleはWWDCをスタートさせた。ソフトウェア開発者会議なので、「Apple Vision Pro」の日本発売決定以外のデバイスの新発売の発表はなかったのだが、Apple独自のAI「Apple Intelligence」を発表して、他社に出遅れていると言われていたAIに対して次期OSで対応することが発表された。

基本的にはSiriでの音声問い合わせに対して自然な回答を行うことがメインのようであるが、文章の入力に対して自然な文脈への修正ができるなど、期待が膨らむところはある。

また、ChatGPTとも提携しているとのことで、ここのところ世間で話題のChatGPTの機能が使えるのも目玉だと思う。

僕はChatGPTはあまり使っていないので、次のOSでAIをどこまで活用できるのか疑問は残るが、文章作成は色々行なっているので、その辺の提案は助かるかもしれない。Siriはあまり使っていないので、使えるAIになるかはわからない。日本人はSiriをあまり使っていないので、その効果は未知数である。

気になる対応デバイスだが、A17ProとM1以降のSoCとのこと。A17ProはiPhone 15 Proで対応しているし、M1はiPad Proで、M1ProはMacBook Proで対応しているので、新たに買い替えなくても秋にリリースされる新OSをインストールすれば対応できそうである。ただ、日本語の対応に関しては来年になるようなので、今年の秋に新OSがリリースされてもすぐに使えるわけではない。

どちらにしても、今年のWWDCの目玉であったAIについての発表はあり、それが手持ちのデバイスで利用可能になるという話は、一つの安心感を持って迎えられると思う。

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