レビューの詳細は、『ミッドサマー』Blu-ray(輸入盤)レビュー|太陽が沈まない村で、喪失した女性が新たな“家族”を得る。明るさが恐怖を増幅する異色ホラー【SDR / dts-HD MA】を参照のこと。
「ミッドサマー」は、過去にNetflix配信で映画を見ていて、映画「ミッドサマー」(Apple TV 4K/Netflix/HD)についての雑記を書いている。印象に残った映画であり、配信ではなく、ビデオディスクで再見したいと思っていた映画である。
この映画の制作会社であるA24が自ら運営するショップでは4K UHD Blu-rayがリリースされている。だが、アリ・アスター監督の映画をビデオディスクで揃えたいと思った時に「ボーはおそれている」が4K UHD Blu-rayでリリースされておらず、Blu-rayのリリースに止まっていたことと、「へレディタリー/継承」もBlu-rayで所有していたことから、eBayで「ボーはおそれている」と一緒に「ミッドサマー」のBlu-rayを購入した。
最近になってA24ショップ以外のBlu-ray販売サイトで「ミッドサマー」の4K UHD Blu-rayのディレクターズ・カット版を売っているのを知って、購入しようか迷っているところであるが、とりあえず劇場公開版であるBlu-rayを見直してみようと思って今日見た。
Netflix配信版でも異色ホラー映画という意識はあったのだが、改めて輸入盤Blu-rayで鑑賞すると、主人公ダニーの生きる価値観と、ダニーたちが訪れたスウェーデンの共同体の持つ価値観の違いが恐怖を呼ぶというその発想の凄さに驚くところである。
ダニーからすると恐怖でしかないことが、共同体からすると当たり前の日常に過ぎないという価値観の違いは、理解し難い恐怖となって視聴者にも迫ってくる。Netflix配信版より強力なHD画質とdts-HD MA 5.1chサウンドがその印象を強くさせている。
スウェーデンの共同体が舞台ということもあって、物語の大半は太陽が出ている明るい世界での話になっている。そのため、ホラー映画につきものの暗闇の中で殺人鬼が暴れる、という展開ではなく、白日のもとで行われる儀式という名の人の死をしっかり見ることになり、従来とは別格な恐怖を感じ取ることができる。
Netflix配信版がどうだったのか記憶にないが、輸入盤Blu-rayだと日本ではボカシが入るようなシーンでもそのまま見えてしまうので自然な描写になっていると思う。
久しぶりに「ミッドサマー」を見たのだが、やはり面白い作品であると思う。

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